【レビュー】日本のビール史を今に伝える復刻ラガー「サクラビール」
1.サクラビールとは?|日本のビール史を今に伝える復刻ラガー
サクラビールは、1913年(大正2年)に誕生した日本初期の国産ビールブランドのひとつ。
当時は海外でも高く評価され、パリ万博での受賞歴もあるなど、“世界に認められた日本のビール”として知られていました。
現在販売されているサクラビールは、当時のレシピ思想を現代の技術で再構築した復刻ラガー。
醸造を手がけるのは、サッポロビール。
限定醸造という位置づけながら、毎年楽しみにしているファンも多い一本です。
レトロ感あふれるラベルデザインも魅力で、「飲む前から物語が始まっている」──そんなビールだと思います。

2.外観|赤みを帯びた琥珀色、泡はきめ細かく上品
グラスに注ぐと、まず目を引くのはやや赤みを帯びたクリアな琥珀色。
淡色ラガーとは一線を画す、どこかクラシカルな色調です。
泡立ちは穏やかですが、きめ細かく、泡持ちも良好。
写真からも分かるように、グラスの縁に美しく泡が残り、視覚的にも「丁寧につくられたラガー」という印象を受けます。
・濁りはほぼなし
・ラガーらしい透明感
・色味はアンバー寄り
この外観だけで、「普通のビールではなさそうだ」と感じる方も多いと思います。

3.香りと味わい|モルト主体、穏やかで奥行きのあるラガー
香り
香りはとても穏やか。
立ち上がるのは、トーストしたパンやビスケットを思わせるモルティーなアロマ。
ホップの主張は控えめで、草っぽさや柑橘感はほとんどありません。
強すぎないからこそ、じっくりと向き合える香りです。
味わい
ひと口目は、やさしいモルトの甘みからスタート。
その後すぐに、ラガーらしいキレのある苦味が全体を引き締めます。
・甘すぎない
・苦すぎない
・コクはあるが重くない
中盤から後半にかけては、ほのかなカラメル感とともに、すっと引いていく後味。
アルコール感の主張も控えめで、「もう一口」を自然に誘います。
派手さはありませんが、飲み飽きない設計。
まさに“大人のためのクラシックラガー”という表現がしっくりきます。
4.おすすめの飲み方|温度とグラスで表情が変わる
飲み頃温度:おすすめは6〜8℃。
キンキンに冷やしすぎるとモルトの風味が閉じてしまうため、冷蔵庫から出して少し置いたくらいがベストです。
グラス
・チューリップグラス
・小ぶりのワイングラス
写真のように丸みのあるグラスを使うと、香りが立ちやすく、モルトの甘みも感じやすくなります。
フードペアリング
和食との相性は抜群だと思います。
・焼き鳥(タレ)
・すき焼き、肉じゃが
・照り焼きチキン
・和風ハンバーグ
5.おすすめしたい人|こんな方にぜひ飲んでほしい
サクラビールは、次のような方に強くおすすめしたいです。
・定番ラガーに少し物足りなさを感じている方
・クラフトビールは好きだけど、たまには落ち着いた一本を飲みたい方
・ビールの「歴史」や「物語」を楽しみたい方
・両親や年配の方へのちょっとした贈り物を探している方
・花見や季節イベントで“雰囲気のあるビール”を選びたい方
IPAやHAZYのような派手さはありませんが、静かに満足度が積み上がっていくタイプのビールです。
6.原材料等
原材料:麦芽、ホップ、米
アルコール分:5%
生産:サッポロビール株式会社
6.どこで買えるか?
今回は家内からのプレゼントでもらいました。サッポロなので、スーパー等でも販売しているのではないかと思いますが、限定なので、入手難しいかもしれません。通販では以下楽天で売っています。限定なので、お早めに。
楽天市場:サクラビール
![]()
7.まとめ|日本の原点を味わう、今こそ飲みたい一杯
サクラビールは、
「新しい」よりも「受け継がれてきた良さ」を感じさせてくれるビール。
・クラシックなモルトの旨み
・穏やかでバランスの取れた味わい
・日本のビール史を感じる背景
どれもが、今の時代だからこそ新鮮に映ります。
流行のスタイルを追いかけるのも楽しいですが、
ときには原点に立ち返る一杯も、ビール好きには必要。
サクラビールは、そんな時間を静かに、そして豊かにしてくれる一本です。
ぜひ、じっくり味わってみてください🍺
8.その他おすすめ記事
以下でクラフトビールのおすすめの特集をしています。ビール選びの参考に以下も見て下さい。
【増強版】クラフトビール初心者におすすめ!スタイル別入門ビール20選
