神戸・六甲の恵みをビールに込めて ― 六甲ビール醸造所の魅力に迫る

クラフトビールブームが全国に広がる中、兵庫県神戸市で地元の自然と職人のこだわりを活かしたクラフトビールを作り続けているのが「六甲ビール醸造所(ROKKO BEER)」です。この記事では、ビール愛好家の皆さんに向けて、六甲ビールの歴史やラインナップ、現地での楽しみ方までをご紹介します。

 

1.醸造所の場所と歴史:神戸からクラフトビール文化を発信
六甲ビール醸造所は、兵庫県神戸市北区の自然豊かなエリアに位置しています。六甲山のふもとにあるこの地域は、名水の地としても知られ、ビール造りに適した良質な水が得られることから、1997年に創業されました。

 

創業者は「本当においしいビールを地元で造りたい」という強い思いから、当時まだ珍しかったクラフトビールの世界に飛び込み、今日まで高品質な地ビールを提供し続けています。2022年には醸造所を新たな拠点に移し、製造体制をさらに強化。ローカルとクラフトを大切にした姿勢が、多くのビールファンの心を掴んでいます。

 

2.六甲ビールのラインナップ:多彩なスタイルと飲みごたえ
六甲ビールでは、定番のスタイルから、個性豊かな限定ビールまで、多彩なラインナップを展開しています。以下に代表的なビールをご紹介します。

 

(1)Rokko Pilsner(六甲ピルスナー)
六甲山の天然水を使用したクリアでキレのあるラガータイプ。のど越しがよく、クラシックなドイツスタイルを思わせるビールです。

 

(2)Kölsch(ケルシュ)
淡く柔らかな口当たりで、フルーティーな香りとドライな後味が特徴。夏にぴったりの爽やかさがあり、食中酒としてもおすすめです。

 

 

(3)六甲IPA
ホップの香りが立ち上がる王道のIPA。柑橘系のアロマと程よい苦味がバランスよく調和しています。しっかりとした飲みごたえがあり、クラフトビール上級者にも好まれる一品。

 

(4)六甲ビール ヴァイツェン
小麦麦芽由来のまろやかさとバナナのような酵母香が特徴のヴァイツェン。ドイツ伝統スタイルを踏襲しつつ、日本人の舌にもなじむ柔らかい味わい。

 

このほかにも、季節限定でフルーツビールやセゾン、スタウトなども登場し、訪れるたびに新しい出会いがあるのも魅力です。

 

3.現地での楽しみ方:六甲ビールの醸造所見学とタップルーム
六甲ビールの魅力をより深く味わうには、現地での体験がおすすめです。

 

(1) 醸造所見学
現在、一般向けの醸造所見学ツアーは公式には定期開催されていませんが、不定期でイベントやオープンデーが開催されることがあります。公式サイトやSNSをチェックしておくと最新情報を入手できます。

 

(2)タップルーム「六甲ビールタップルーム」
神戸市内(兵庫区・元町エリアなど)にある直営タップルームでは、常時6〜10種類ほどの六甲ビールが樽生で楽しめます。ビールに合う料理や限定醸造のビールも提供され、地元のファンや観光客にとっての人気スポットとなっています。

 

また、クラフトビール初心者にも親しみやすいメニュー構成で、スタッフの方におすすめを聞きながら飲み比べるのも楽しみのひとつです。

 

4.どこで買える?六甲ビールの購入方法
六甲ビールは、兵庫県内の酒販店や飲食店を中心に取り扱いがあります。また、公式オンラインショップからも購入可能で、全国への配送にも対応。飲み比べセットやギフトパックもあるため、プレゼントにも最適です。
六甲ビール公式サイト

 

さらに、楽天市場やAmazonでも一部商品の取り扱いがありますので、ネットで気軽に手に入れたい方にも便利です。
楽天市場:六甲ビールセット
アマゾン:六甲ビールセット

 

5.まとめ:地元の恵みをビールで感じる六甲ビール
六甲山の清らかな水と神戸の豊かな自然に育まれた六甲ビールは、まさに地元愛とクラフトマンシップの結晶。定番から個性派まで幅広いラインナップが揃い、何度飲んでも新たな発見がある魅力的なブルワリーです。

 

神戸に訪れた際は、ぜひタップルームでその味わいを堪能してみてはいかがでしょうか。地元の人々に愛され続ける六甲ビール、その魅力をぜひ一度体験してください。

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