六甲ビール「WHITE “DAIDAI” ALE」レビュー|柑橘香る爽やかなホワイトエールの魅力
クラフトビールファンの皆さん、こんにちは。今回は神戸発の人気ブルワリー「六甲ビール」から登場している個性的なホワイトエール 「WHITE “DAIDAI” ALE(ホワイトダイダイエール)」 をご紹介します。
このビールは、地元兵庫県や徳島県の素材を活かし、さらに「World Beer Awards 2021」で日本最高賞を受賞した実績を持つ実力派。柑橘の爽やかさとホワイトエールらしいスパイス感をバランス良く楽しめる一杯です。
この記事では外観、香りと味わい、おすすめの飲み方、おすすめしたい人等の観点でレビューしていきます。
1.外観|淡いゴールドと柔らかな泡立ち
グラスに注ぐと、淡いゴールドからオレンジがかった色合いが広がります。濁りは控えめでクリア感がありつつ、ホワイトエールらしい柔らかい印象を与えます。
泡立ちはきめ細かく、持続性があり、飲む前から上品さを感じさせてくれます。まるで夏の午後にぴったりの一杯という佇まいで、見た目から爽快感を想像させる仕上がりです。
2.香りと味わい|柑橘とスパイスの絶妙バランス
「WHITE “DAIDAI” ALE」の最大の特徴は、使用されている**橙(ダイダイ)**による爽やかな柑橘の香りです。グラスを近づけると、フレッシュなオレンジやマンダリンを思わせるフルーティーな香りが広がります。
さらに、コリアンダーシード由来のスパイシーな香りがアクセントとなり、ホワイトエールらしい奥行きをプラス。香りだけでも十分に楽しめる、華やかで個性的な印象です。
実際に口に含むと、まず広がるのは柑橘のジューシーな風味。その後、小麦のまろやかさと適度な酸味が加わり、飲み口は非常に爽快です。アルコール度数は5.0%と飲みやすく、最後には程よい苦みとドライさが全体を引き締めています。
この「甘すぎず、苦すぎない」バランス感覚が、飲み飽きないポイント。ホワイトエール初心者から上級者まで満足できる仕上がりです。
3.おすすめの飲み方|その日の気分で2通り
缶の裏面にも紹介されていますが、「WHITE “DAIDAI” ALE」は飲み方を変えることで2つの楽しみ方ができます。
・すっきりクリアに楽しむ
グラスにゆっくり注ぎ、酵母を底に残すことで爽快感を前面に。柑橘の香りが際立ち、喉ごし重視の方におすすめ。
・芳醇でまったり楽しむ
缶を軽く逆さにして酵母を混ぜて注ぐと、コクと複雑さが増します。小麦の柔らかさやスパイス感をより深く味わいたい方におすすめ。
また、温度は6〜8℃程度がベスト。冷やしすぎると香りが閉じてしまうため、やや高めの温度で柑橘の香りを引き出すと良いでしょう。
4.おすすめしたい人|爽快派から香り派まで
このビールをおすすめしたいのは、以下のような方々です。
・爽快感のあるクラフトビールを探している方
夏や運動後にごくごく飲める一杯を求める人に最適。
・ホワイトエール初心者の方
小麦ビール特有のまろやかさと柑橘の親しみやすさで、クラフトビール入門にぴったり。
・香りや余韻をじっくり楽しみたい方
柑橘とスパイスの層のある香りは、ビールをゆっくり味わう時間におすすめ。
・料理と合わせたい方
魚介料理や和食、サラダ、鶏肉料理との相性抜群。特に白身魚のカルパッチョや柑橘を使った料理と合わせると相乗効果が楽しめます。
5.原材料等
原材料:麦芽、オート麦、もち麦、ホップ、小麦、だいだい皮、コリアンダー、蜂蜜
アルコール分:5.0%
生産:(有)アイエヌ インターナショナル 六甲ビール第二工場
6.どこで買えるか?
私は近くの百貨店のお酒コーナーで購入しましたが、スーパーや酒屋では見ないです。通販が入手しやすいと思います。
楽天市場:六甲ビールセット
アマゾン:六甲ビールセット
7.まとめ|六甲ビールの実力を感じる受賞作
六甲ビール「WHITE “DAIDAI” ALE」は、神戸のクラフトビール文化を象徴するような存在です。
・外観は淡いゴールドと柔らかな泡
・柑橘の爽やかさとコリアンダーのスパイシーさが調和した香り
・飲み口は軽快で、最後に心地よい苦みとドライ感
・クリアに楽しむもよし、酵母を混ぜて芳醇に味わうもよし
そして何より、World Beer Awards 2021 国内最高賞を受賞した実績が示す通り、国内外で評価される完成度の高さが魅力です。
これからの季節、爽やかなクラフトビールを探している方にはぜひ一度試していただきたい一杯です。神戸発の六甲ビールが生み出す「WHITE “DAIDAI” ALE」で、贅沢なリフレッシュタイムを過ごしてみませんか?
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