Cēsu Alus(ツェース・アルス)醸造所 -伝統と革新が息づく名門ブルワリー
ラトビアのクラフトビール愛好家にとって、Cēsu Alus(ツェース・アルス)は特別な存在です。1590年に創業されたこの醸造所は、バルト三国および北欧で最も古いビール醸造所とされ、長い歴史と革新を融合させたビール造りで知られています。
1.醸造所の概要と歴史
Cēsu Alusは、ラトビア中部の町ツェース(Cēsis)に位置し、1590年にツェース城内でビール醸造が始まりました。その後、1878年にグラフ・エマヌエル・フォン・ジーヴァース伯爵の所有下で現在の醸造所が建設されました。1995年に民営化され、1999年にはフィンランドのOLVIグループの傘下に入り、2001年には新しい醸造施設が稼働を開始しました。現在では、ラトビア最大のビール生産量を誇る醸造所となっています。
2.主なビールラインナップ
Cēsu Alusは多彩なビールを製造しており、代表的な製品には以下のようなものがあります:
・Cēsu Premium
5.0%のアルコール度数を持つラガーで、バランスの取れた味わいが特徴です。
・Brūža Nefiltrētais
5.4%のアルコール度数を持つケラービールで、無濾過ならではの深い味わいが楽しめます。
・Cēsu Pilsener
4.7%のアルコール度数を持つピルスナーで、爽やかな苦味が特徴です。
・Cēsu Premium Amber
5.0%のアルコール度数を持つアンバーラガーで、豊かなモルトの風味が楽しめます。
綺麗な色、ちょっと薄めの琥珀色
Cēsu Premium Amberの詳細は以下をご覧ください。
Cēsu Premium Amberレビュー
これらのビールは、ラトビア国内外で高い評価を受けており、ビール愛好家にとっては必見のラインナップです。
3.どこで買えるか?
私はCēsu Premium Amberをやまやで購入しました。他の種類もあったと思います。
4.醸造所の所在地
Cēsu Alusの所在地は以下の通りです。見学ツアー等を行っているかはすみませんが、よくわからないです。現地に観光等で行かれる方は、公式サイトの連絡先に問い合わせて聞いて頂ければと思います。
・住所:Aldaru laukums 1, Cēsis 4101, Latvia
ツェースは、ラトビアの首都リガから電車で約2時間の距離にあるようです。美しい自然と歴史的な街並みが魅力の町なようで、醸造所は市内中心部に位置しており、観光の合間に立ち寄るのがいいのではないかと思います。
5.まとめ
Cēsu Alusは、400年以上の歴史を持ちながらも、革新を続けるラトビアの代表的なビール醸造所です。その多彩なビールラインナップと、訪問者向けの体験プログラムは、ビール愛好家にとって魅力的な要素が満載です。ラトビアを訪れる際には、ぜひCēsu Alusを訪れて、その魅力を体感してみてください。
6.参考情報
Cēsu Alus公式サイト
