【特集】おすすめのベルギービール5選+楽しみ方ガイド~世界が恋する“至福の一杯”~
ベルギーは「ビール王国」と呼ばれるほど、多彩なビール文化を誇る国。
修道院で生まれたトラピストビールや、果実を使ったフルーツビールなど、個性豊かで香り高いビールが数多く存在します。
この記事では、初心者から愛好家まで楽しめる おすすめのベルギービール5選 と、より美味しく飲むためのコツをご紹介します。
濃厚な香りと奥深い味わいを、ぜひ自宅でも体験してみてください。
1.おすすめのベルギービール5選
🍺 (1)シメイ ブルー(Chimay Blue)
ベルギーの修道院ビールとして世界的に有名な「シメイ」シリーズの中でも、最もコクのある濃厚タイプ。
ダークブラウンの液色と、ドライフルーツやカラメルを思わせる芳醇な香りが特徴です。

特徴:チョコレートやレーズンのような甘み、長い余韻。
スタイル:トラピスト・ダブル(濃色エール)
アルコール度数:9.0%
おすすめ温度:10〜12℃
ペアリング:チーズ、ビーフシチュー、チョコレートケーキ
香りが複雑なので、デザートや熟成チーズと合わせると絶品です。
🍺 (2)デュベル(Duvel)
“悪魔(Duvel)”の名を持つベルギービール界の代表格。
淡いゴールドの液体に、キメ細かい泡とフルーティーな香り。
しっかりとした炭酸と軽快な喉ごしが特徴で、飲みやすさとアルコールの高さ(8.5%)のギャップが魅力です。
特徴:バナナや洋梨のようなアロマ、爽やかでドライな後味。
スタイル:ストロングゴールデンエール
アルコール度数:8.5%
おすすめ温度:8〜10℃
ペアリング:魚料理、シーフードパスタ、白カビチーズ
フルーティーさと辛口のキレが、料理を引き立てます。
🍺 (3)ヒューガルデン ホワイト(Hoegaarden White)
日本でも圧倒的な人気を誇る、ベルギーを代表するホワイトエール。
小麦を使い、オレンジピールやコリアンダーによる爽やかな香りが特徴。
フルーティーで軽やか、初めてベルギービールを飲む方にもおすすめです。

特徴:シトラス系の香りとやさしい甘み。
スタイル:ベルジャンホワイト
アルコール度数:4.9%
おすすめ温度:5〜7℃
ペアリング:サラダ、魚介料理、軽めの前菜
食事との相性が良く、ランチや昼飲みにもぴったり。
🍺 (4)レフ ブロンド(Leffe Blonde)
トラピストビールにルーツを持つ「レフ」ブランドの定番。
やや甘みのあるモルトのコクと、スパイスのような香りが特徴のブロンドエールです。
苦味が控えめで、穏やかに広がる芳香はまさに“大人の一杯”。
特徴:ハチミツのような甘み、スパイシーな後味。
スタイル:アビイ・ブロンドエール
アルコール度数:6.6%
おすすめ温度:7〜9℃
ペアリング:鶏肉料理、シーフードグラタン、ハム
軽い食事やおつまみによく合い、どんなシーンでも楽しめます。
🍺 (5)リンデマンス・フランボワーズ(Lindemans Framboise)
ベルギーならではのフルーツランビック(自然発酵ビール)。
ラズベリーを使った鮮やかな赤色が印象的で、甘酸っぱい香りが広がります。
アルコール度数も低く、ビールが苦手な方にも人気です。
特徴:ベリーの香りと柔らかな酸味。
スタイル:フルーツランビック
アルコール度数:2.5%
おすすめ温度:5〜7℃
ペアリング:スイーツ、チーズケーキ、クレープ
デザートビールとして、食後の一杯におすすめです。
🍽 2.ベルギービールをもっと楽しむためのコツ
(1)温度と香りを意識する
ベルギービールは香りが命。
冷やしすぎるとアロマが閉じるため、**スタイルに合わせて7〜12℃**を目安に飲むのがポイントです。
| スタイル | 飲み頃温度 | 特 徴 | 
|---|---|---|
| ホワイト・フルーツ系 | 5~7℃ | フレッシュな香りを活かす | 
| ブロンド・ダブル系 | 8~10℃ | 香りと甘みの調和 | 
| ダーク・トラピスト系 | 10~12℃ | コクと余韻を堪能 | 
(2)専用グラスで飲むと格別
ベルギービールはブランドごとに専用グラスが用意されており、香りを引き立てる形状になっています。
・シメイやデュベル → チューリップ型グラス
・ヒューガルデン → 太めのホワイトグラス
・レフ → ゴブレット型
グラスを使うだけで、香りの立ち方や泡の質がまるで違います。
(3)食と合わせて楽しむ
ベルギービールは料理との相性も抜群。
・ホワイトエール×魚料理・サラダ:爽やかさをプラス
・ブロンドエール×鶏肉・チーズ:香ばしさと甘みが調和
・ダークエール×肉料理・デザート:濃厚な旨味が相乗効果を生む
香りと味わいの多層的な広がりを体感できます。
3. まとめ:ベルギービールで味わう“香りの芸術”
ベルギービールは、まさに「香りと味わいの芸術」。
フルーティーで軽快なものから、濃厚で複雑なものまで、多彩な個性が楽しめます。
今回紹介した5銘柄は、日本でも比較的手に入りやすく、初心者にもおすすめできるラインナップ。
グラスに注いだ瞬間に広がる香りと美しい泡を眺めながら、ゆっくりと味わってみてください。
ベルギー流の乾杯は「Santé!(サンテ)」🍻
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