香港で注目のブルワリー!Carbon Brewsが生み出す個性派クラフトビールとは
1.クラフトビールで“境界を壊す”香港のブルワリー
香港・フォータンに拠点を構える Carbon Brews(カーボン・ブリューズ)は、2018年に本格稼働を始めた新進気鋭のクラフトブルワリーです。現在、香港のクラフトビール業界において最も注目される醸造所のひとつであり、「ビールの常識を壊す」という明確なミッションを掲げています。
2.所在地とアクセス
醸造所は香港・新界地区のフォータン(Fo Tan)工業地帯、Unit A1, G/F, Union Industrial Ctr., 27‑31 Au Pui Wan St, Fo Tan, Hong Kongにあります。
※市街地から少し離れた工業エリアですが、見学ツアーやタップルームを利用することでアクセスも十分可能です。
3.歴史とブランドの成り立ち
・2015年〜2018年:この地には以前、別の醸造ブランド(日本のHitachino Nestビールが手がけた施設)が運営していました。
・2018年10月:その設備を引き継ぎ、スタッフ主体の新ブランド “Carbon Brews” が誕生。社員(社員主体=“employee‑driven”)によるアイデア出し、試作醸造を行う体制がユニークです。
その後、香港国内だけでなく、アジア圏へ展開を図りながら、創造性と実験性を兼ね備えた製品を次々と打ち出しています。
ブランド名「Carbon(炭素/碳)」には、香港広東語で工業地帯を表す「炭(tan)」と、素材・原料・醸造の“核”を象徴する意味が込められているとも説明されています。
4.魅力的なラインナップ例
Carbon Brewsの特徴は、伝統的なラガー・エールに加え、意外性や遊び心のあるスタイルに挑戦している点です。代表例をいくつかご紹介します。
(1)Staying Alive
軽快で生き生きとした味わいが特徴のセッションIPAで、香港クラフトビールの実力とセンスを感じさせるビールです。

(2)Bright Side
その名の通り、まるで日常に差し込む一筋の光のように、明るく前向きな気分をもたらしてくれるペールエールです。

(3)Earth People Dry‑Hopped Lager
ラガーにドライホッピングを施したモダンスタイルで、ラガーのクリアさ+ホップアロマを両立。
(4)Sour Punch
ベルリーナー・ヴァイセスタイルのフルーツパンチサワー。軽やかで飲みやすい“異味”を探るビールとして展開。
5.醸造所見学・タップルーム体験
Carbon Brewsでは、毎週金曜・土曜にガイド付き醸造所ツアーを実施しています。
ツアーでは醸造設備の見学、製造プロセスの説明、そして数種のテイスティング/少量試飲が含まれます。詳細及びご予約は以下公式サイト「brewery tour」をご覧下さい。
また、フォータンの醸造所近くにはタップルームがあり、様々な銘柄を樽生で味わうことが可能です。香港の中心部、セントラル(Central)のウィンザー・ストリートにも同ブランドのバーが展開されており、旅先でも立ち寄りやすい環境です。
6.香港クラフトビールシーンにおける立ち位置
香港は伝統的に輸入ビールが主流でしたが、ここ数年でクラフトビールの風潮が高まりつつあります。Carbon Brewsは、**2018年設立で香港最大級のクラフトブルワリー(約35 HL規模)**としても認知されており、地元市場での存在感が急速に高まっています。
「ビールを知らない人にも『ビールってこんな風味もあるんだ』と思ってもらいたい」という姿勢が、ブランドの核となっています。
7.日本からの購入・輸入事情
日本国内でも輸入クラフトビール専門店やオンラインショップで、Carbon Brewsの銘柄を見かけることがあります。特に、IPA系・サワー系が輸入されやすく、香港旅行時は現地のタップルームでの“飲み比べ”体験もおすすめです。
8.まとめ:香港発、既成概念を壊すクラフトビール
Carbon Brewsは、香港という都市の国際性・実験性・創造性を反映したブルワリーです。地元素材へのこだわり、社員主体のアイデア醸造、そして“予想外の味”に挑む姿勢は、ビールファンにとって刺激的な存在です。
香港を訪れた際には、フォータンの醸造所見学やタップルームでのクラフト体験をぜひプランに入れてみてください。旅の合間に、グラス片手に「人が常識と思っていたビール」を壊す瞬間に立ち会えるかもしれません。 🍺
